記憶の上書き保存 ~記憶は書き換え可能!?~


記憶の上書き保存 ~記憶は書き換え可能!?~


 

今回は、記憶についての話となりますが、勉強の記憶とはまた少し異なり、思い出として残る記憶について取り上げたいと思います。

 

まず普遍的なこととして、過去を変えることは出来ません。

それは、本人がいくら努力しようとも、周りが手厚くサポートしてくれたところで、過去の事実は変えようがありません。

 

しかし、その解釈や記憶の部分については、いくらでも変えることが可能です。

 

幼少期の最古の記憶というのは、往々にして事実とは異なることが多いと思います。

 

なぜなら、一年前の出来事であったとしても、その記憶を正確に把握できていますか?

 

友達通しで昔話に花が咲いたとしても、人によってエピソードの脚色が異なる経験をしたことはありませんか?

 

ある人にとっては、とても楽しかった思い出で、ある人は、不思議だと思った思い出、またある人にとっては、憂鬱な気持ちにさせる思い出になっているかもしれません。

 

仮に、その当時はみんなが楽しかったと思えていた思い出だとしても、時が経つにつれてその時の思い出に対する感情は異なってきます。

 

例えば、その当時は付き合っていた彼女とその出来事を最後にお別れすることになってしまったとしたら、楽しかったはずの出来事の重箱の隅をつつくようなマイナスな記憶だけがスポットライトに当たってしまい、全体として嫌な思い出に成り代わるでしょう。

 

他には、その数年後に似たような体験をした時に、嫌な思いをしたとなれば、良かったはずの記憶が混同され、あまり楽しくはなかった思い出として記憶が書き換えられることでしょう。

 

このように記憶は、後に起こるエピソードによって簡単に書き換えられてしまいます。

 

また、記憶には補完の機能もあります。

 

どういうことかというと、記憶の中の曖昧な部分は自ら話を作ってしまうということです。

 

人が、記憶として脳に定着させるには、自分の処理しやすい形で記憶を解釈しなくてはなりません。

 

例えば洋服は、タンスに入れることはごく普通のことだと思いますが、「洋服のようなもの」だとしたら、タンスに入れたくないですよね?

もし、雑巾だとしたら、他の洋服が汚れてしまいますものね。

 

そう、このように「洋服のようなもの」をどのように解釈するかによって、しまう場所が異なります。

 

そして、曖昧なままになっている「~ようなもの」の部分は自分で解釈して、最終的にどういうカテゴリーに入れるかを判断します。

 

簡単ですが、これが記憶の補完のイメージです。

 

過去の記憶というのは、この補完と解釈によって構成される部分が非常に多く、昔の記憶程、事実とかけ離れていく傾向にあります。

 

いやいや、私は確かに昔の記憶を鮮明に覚えてますよ!

 

という方もいるかと思いますが、それはきっとその昔の記憶を思い返すことが多いからではないでしょうか?

 

例えば、私の場合は、小さい頃の思い出は、親に何度も聞かされたことがあるので、その時の話を思い出として話をしたりします。

 

おぼろけに残っているのは、断片的な映像(画像)のようなもので、その時どういう会話をしたのかも、天気がどうであったのかも、誰といたのかも定かではありません。

 

しかしながら、「あの時は、こうだったね~」と話をされることが多かったので、自分の記憶の中で曖昧な部分を補完していったのだと思います。

 

誰の話も参考にせず、その思い出と向き合ってみると、意外と自分の思いでの適当さに驚きますよ?

 

さてと、ここまでは前段でここからが本題です。

 

みなさんの中で嫌な記憶があって、その記憶に苦しめられている方はいませんでしょうか?

 

その記憶変えてみたいと思いませんか?

 

ただ漠然とその時の記憶を思い出すのではなく、なるべく客観的にその記憶と向き合い続けていくと、意外とそこまで苦しまなくていいと思えるように書き換えられるかもしれませんよ。

 

難しければ、遠慮なく頼って下さいね。

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